Easy Lover/Philip Bailey&Phil Collins
7月に入り夏の到来を感じた気もしましたが、本日は雨に風。
あんまりいい気分ではないですね。
そんな憂鬱な気分で始まった1日、朝からやるべきことが着実に片付いていく日になりつつあるので気分がよくなってきました。そんなこんなで書き始めています。
タイトルはこれ。Earthの人まじでどっから声出てんだよ。
緊急事態宣言が解除されて徐々にではあるが外での活動が増えてきた。
運が良いって言い方をしたら少し語弊があるかもしれないけど僕が普段から生活の一部にしている活動の多くは家の中で完結することができるものだった。だから時間の使い方という一点においては緊急事態宣言の期間もさほど持て余すことなく沢山のことに手をつけられたと思う。
でも多くの人は外での趣味を我慢して、模索してこんな状況でも面白いことをって感じで頑張ってきたんですよね。もちろん僕にもその部分は多くある、音楽も映画もいつも以上に触れた作品の数は多かった。
そんなこんなで最近飲み屋で飲む機会も出てきて
「これはこれでやれること沢山あるしいいか〜」
と思っていた4月中旬の自分に少しだけ後悔が。
何に関しても雑に消化してるんですよね。
友達とこれだけ久々にお酒を飲みながら話しているのに、前のめりに以前ほど話せていないというか何というか。
よくよく考えれば当たり前のことで、コンテンツに真剣に向き合って解釈することはたとえ娯楽であってもカロリーを使うしコンテンツが日常に溢れれば一つ一つに注ぐ力は少なくなっていく。観たもの感じたものへの感情が薄っぺらくなりがちなんですよね。
コンテンツが消費されがちな流れに拍車がかかる。仕方ないんだけど不安でしかたなくなりました。少なからず作品を世に出している人間としても、受け取る側としても。
だからどうしようなんてことを誰かに強要する気なんて全くないんだけど、せめて自分は触れた作品の自分の中に蓄積する努力を意識的に、と改めて思いました。
何がいいの次に何でいいんだろうをどうにか言葉にしたい。そうしたらドルガバの香水を忘れられない人が、次の忘れられない香水の曲を作れるかもしれない。
そんなことが大事だ。
書いておかないと怠惰な自分が侵食してくるので、一応ここに。
ちなみにこのブログの更新が増えるわけではない。飲んでる時に喋る方が好きだ。
さて、いつも通りに。
・ストーリー・オブ・マイライフ/私たちの若草物語 を観た
先に言っておくと今のところの今年一を叩き出してくれた作品。
人間性と行動とそれにつながる人生と、登場人物それぞれをこんなにも1つの作品で密度濃く描いてくれる作品は経験したことない。素晴らしすぎた。
時系列が飛び交い積み重ねられていく結果、ジョーとテディが草原で結婚について言い合うシーンで時間が1つになった。めちゃくちゃ震えた。
ストーリー自体はシンプル。女の子を中心としたそれぞれの辿り方、描き方。
なのにそれをこれだけ人生に見せてくれる魅力は、何もなくただ広がる草原で言葉で初めて確認した瞬間に時間が収束したから。あれもあったね、これもあったね、これからこれがあるんだろうな、が確認できる。
なんだろあれは、美しい年表なんだよな多分。違うかな笑
この作品って何かになることを諦める話と女性であることを受け入れる話があの時代において同義である、みたいな主題になり得る事がめちゃくちゃ出てくるんだけどそれが主題然としないくらい人の人生が先行して受け取れる。
ただ製本されて学校の庭でみんなで囲みながら読むシーンで美しく締められてる映像の反面、実はそれぞれの人生に女性としての消化不良なところはある。すげーな、これこそ現実だ。人生だ。
褒め過ぎかな。
全然内容と関係ないけどベス役の子が若すぎて末っ子にしか見えんってのもあるので、これから見る人で若草物語を読んだことがない人は気をつけてください。
・乃木坂46の46時間TVというものが2年ぶりに放送された
ここ最近乃木坂愛が再燃している。ちなみに最新の推しメンは賀喜遥香さんです。
その子がセンターを務めるこの楽曲SMAP感が強いとのことで話題です。
確かに。絶妙にいいとこついてて好きです。
困ったら乃木坂に逃げるのはやめよう。
・自分のバンドでアルバムを配信開始した
2020.05.01 on sale
1st album 「flowing forms」
1 melodrama
2 サンカク
3 口癖
4 線香花火
5 たとえて
6 惚気
7 昨日見た夢
8 orbit
そんでライブもする、8月1日 渋谷HOME。
やっとライブができるよ。嬉しいな。
では、また。